和歌山県貴志駅まで、二代目たま駅長(通称:二タマ駅長)に会いにいってきました。
JR貴志駅へはJR和歌山駅から和歌山線貴志川電鉄にのんびり揺られて30分。
たま駅長をモチーフにした楽しい”たま電車”に乗ってあっという間です。
たま電車の中には「初代たま駅長」の記念たてが。初代駅長の貢献度の大きさがわかりますね。ホームにはたま神社があり、たま大明神として祀られています。隣には小さな墓石
があります。
初代より駅長を引き継いだ二代目駅長。
毛足の長い三毛猫(雌)で少し大柄。美人ちゃん♬
二代目タマ駅長は貴志駅の空調付きの個室で勤務しています。触れませんが、写真はOK(フラッシュはNGです)
貴志駅舎内にたまグッズの販売コーナーで。
文具類他可愛いグッズ満載です。ついつい買ってしまします。
初代たまは2007年1月5日に和歌山電鉄から正式に駅長に任命されたことでニュースでも大きな話題に
なりました。
任期はなく「終身雇用」で報酬は年棒としてキャットフード1年分だったとか。
もとは駅売店の飼い猫で、おっとりしたおとなしい三毛猫でした。売店の近くの猫小屋で飼われていて、
近所の人たちや駅の利用客にかわいがられる「駅のアイドル」となったのです。
たまが「必要以上に耳を掻く仕草をすると、次の日の降水確率は90%以上」という天気予報の特技があり、漁師さんから譲ってもらえないかと
相談されたこともあったとか。
和歌山電鉄が南海電鉄から経営難でだった貴志川線を引き継いだ翌年2007年、駅長に就任。すぐに話題となり、たま目当ての観光客で賑わうように
なりました。「たま駅長就任」効果で乗客数・観光者数がいっきに増大。
たまの登場が火付け役となり、空前の猫ブームが招来したのだとか。
集客に貢献した功績から13年には和歌山電鉄の「社長代理」に昇進。14年には貴志川線の全14駅を統括する「ウルトラ駅長」に任命されました。
駅の「招き猫」になってほしいとの思いがこんな成果をもたらすなんて、まさに「たま」は「ウルトラ招き猫」だったんですね。
ニ代目たまは2011年仔猫だったときに岡山市内の国道沿いで交通事故にあいそうになっていたことろを
保護され、三毛猫という縁から和歌山電鉄の親会社である岡山電気軌道に譲られました。
そこで人好きな性格を買われて駅長見習いに抜擢されたのです。
「二タマ」という名前は「たまに似た二番目の駅長猫」という意味が込められているそうです。
2015年8月11日初代たまの死後50日祭を機に、二代目たま駅長を襲名し、現在に至ります。
二タマ駅長の勤務時間
10:00~16:00(水曜・木曜は公休日)
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